review
ほぼ毎日レッスンを行ってる訳で、メインのウクレレ(Godin Multiuke,Kamaka)
を連れ出すのは、ちょっとね、、、と気軽に使用できるウクレレを探してました。
色々試したり実際に何本か購入もしましたが、
やはりサウンドや演奏性に欠けるものばかり、と悩んでました。
そんな中で、諦めてた時に出会ったのが「KUMU Ukulele」なんです。
まず木目の良いハワイアン・コアが使われたボディのルックスに惹かれます。
程よい光沢があるフィニッシュは、「タキシード・フィニッシュ」と呼ばれ
グロスよりも何ともいえない高級感を感じます。
またグロスフィニッシュと違り、ストラムによる傷も目立たず、日常使いにはピッタリ!
実際に弾いてると90%の人が「それはどこのウクレレですか?」と聞いてきます。
かっこいい!! 俺もそう思いました。
そしてサウンドは、ボディから中低音域がしっかり鳴っていて、
ありがちなペラパキじゃないので、長時間弾いてても疲れません。
KAMAKAで採用されてるサイドのシルエットやバック材のラウンドなど、
しっかり設計されてる事がわかります。(Concert & Tenor model)
出荷時はAquila弦が採用されているのは、アジアに工場を持つウクレレの定番ですが、
このAqulla弦でもまろやかに馴染んだ音でバッチリ使えます。
個人的にナイロン弦が好みなので張替えてますが、
音が沈むことなく狙った通りの表情を再現してくれます。
2本所有していますが、1本はLOW-Gを使用しずっしりした低音も表現してくれます。
そして最も気に入った部分が38mmのナット幅と程よくなじむネック厚と形状。
幅広いナット(指板)幅があることで弦間が広くなり、
特にソロ弾きをメインとするプレイヤーには重要なポイントです。
KAMAKA HF-3 標準のナット幅は36mmですが、
ジェイクをはじめとするプロ・プレイヤーは38mmでカスタム・オーダーしてるようです。
ネック形状、フレットはダイレクトに演奏に影響をもたらす部分なのに
意外と軽視されているモデルが多いんです。
そのあたりを考慮してあり、プレイヤーの立場でデザインされている事がうかがえました。
その他、重厚なルックスに反して軽量な点、ペグの滑らかさとチューニング精度、
バインディングの処理など細部にわたって”本物の楽器”
ステージでも使えるウクレレだと感じます。
普段どこにでも気軽に持ち出せる「おでかけウクレレ」として
ステージ使用に充分対応できる「サブ・ウクレレ」として
あらゆるユーザーの期待に応えられるウクレレです。
仕様ウクレレ TM-74A with L.R.baggs Five-O
① 使用弦 for High-G
1st オーガスチン・インペリアルゴールド
2nd サバレス ピンク プラ巻
3rd サバレス ピンク プラ巻
4th ダダリオ・プロアルテ
② 使用弦 for Low-G
1st オーガスチン・インペリアルゴールド
2nd サバレス ピンクラベル
3rd サバレス ピンク プラ巻
4th フレモント フラット・ワウンド LOW-G
KUMU Ukulele Ambassador
Slata Pohaku